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These Are Soulful Days

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スティーヴィー・ワンダーの行かんでチョンマゲは天才のアカシ。


スティーヴィー・ワンダー(Stevie Wonder)
『Fulfillingness First Finale』(1974)

このアルバムは言うまでもなく超名盤デスけど、ワタシは最後に入っている「Please Don't Go」が特に好きです。
コレ、スゲェ曲ですね。
スティーヴィー・ワンダーは、やっぱ天才っス。

アレンジは、繊細で大胆。
無駄に刺激的な音色は使わない。
一方で当時まだまだ前衛だったシンセを平然と使う。
実に効果的に使う。
何と言うセンスでしょうか。
やっぱり、天才です。

すぐ気がつくのは、ベースのサウンド。
コレ、ちょっと不思議。
基本はエレベに聴こえますが、要所要所で、大胆に、あるいは、さりげなくシンセベースが重なって聴こえます。フレーズの一つ一つは、エレベ的な発想に思えますので、先にエレベを録って、そこにシンセベースを重ねたとか、そんなやり方でしょうか。結構、自由度の高い、アドリブで色々やっちゃう系のベースのライン(後半になるほど、奔放なラインになって行きます)なので、そんな作り方を想像するのデスが、スティーヴィー・ワンダーは天才だから、もしかすると、こういう、実にエレベ的なフレーズをイトも簡単に鍵盤から発想しているかもしれません。
イズレにせよ、とってもエレキベース的な、細かいシンコペでスリルを生むベースラインをシンセベース的な音色を混ぜて作り上げるって言う発想は、天才過ぎます。

それから、短いのデスが、ハーモニカのソロが実に見事デスね。
まず、イキナリの装飾音の使い方が、スゲェ。見事な「掴み」です。
そして、音色への耳の焦点の当てさせ方が上手い。
(要するに、のばすトコと、細かくやるトコの対比のさせ方が上手い)
更には、三連の使い所が絶妙。
つまり、構成が天才的という事。
その上、裏拍のアクセントの押し出し方が上手いし、強弱が絶妙です。
つまり、フレーズの一つ一つに表情があるってコトですね。
ん~、実にスゴイぞ。
ソロというヤツの、見事過ぎる、実にスンバラシイお手本です。
ん~、マネしようっと。

と、ココまで書いて、長くなりそうなので、もうやめる事にしますが、ワタシが言いたいのは、「この曲、聴いてね~」と言うコトですので、聴いた事がナイ方、是非、聴きましょうね~。

それにしても、スティーヴィー・ワンダーはやっぱり天才ですね。
音に対する感性がスゲぇ天才的に繊細と思われ、だからこそ生まれるのであろう天才的に大胆な発想がスゲェね~。

ん~、やっぱ、マネすら無理だな。
諦めよう。


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bugalu

Author:bugalu
1969年日本製。ベース弾き兼自転車乗り兼勤め人。葉っパや注射を使わずに宇宙へ行く為に「快楽音楽」を求めチャリでサスラう。

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