These Are Soulful Days

ラテン!自転車!カレー!ジャズ!環境!ロック!畜生!

 

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マイルスを出せ!


ハイ。
中山康樹氏の『マイルスを聴け!』がまた出ましたね。
今回は「Version 7」。
で、一応買いました。
ただし、ワタシにとってコノ本は、マジメに読むもの、と言うよりは資料なので、取り敢えずパラ読みしたら、ソコらに置いておきます。間違ってマジメに読むと、無数のブートが欲しくなりますので、そういう事はしません。
皆様にもマジメに読まない事をオススメします。

ちなみに、今回のVersion7で取りあげているディスクは473タイトルだそうですが、8割はブートでありますので、ワタシのようなカタギの人間にはコノ本は2割しか役に立たないと言う計算にナリマス。念のために申し上げますが、ワタシは、マイルスのアルバムは53タイトルしか持ってないし(アレ?2日前より増えてるぞ?)、ブートはその内でたったの2タイトルのみなので、マゴウカタ無きカタギです。そんなクリーンなワタシなので、近日中に買いたいと思っているブートは、1973年の『Complete Berlin 1973』くらいなもんデス。あと、『Bitches Brew』のセッションのヤツはチョット欲しいな。

で、若干のブートが欲しい理由はですね、要するに正規盤がリリースされてナイからなのヨ。
なんで、1971年と1973年のライヴは正規盤になってないんでしょうか?
テープはガッパり残っている筈なのにねぇ。
そんで、何故に『Bitches Brew』のセッション時の未発表音源が、正規盤のボックスである『Complete Bitches Brew Sessions』には入らんのでしょうか?
そんな事だからヤムを得ずブートに手を出すコトになるのです。(正規な言い訳)

とは言うもののブートは値段が高いし、当然ながら著作権のコトもあるんで、買って気持ちの良いモノでは無い。だから、アタシャ、どーしても聴きたいヤツだけを厳選して購入して、ブートはそれでオシマイにしたい。
頼むから、ソニー(コロンビア)よ。
紙ジャケも、ボックスもイイんだけどサ、未発表音源(特に70年代のライヴ)のリリースで頑張ってくれ。


さて、今日は特別に、マイルス・ブートの入り口をココにリンクしてみましょう。
地獄へのワン・クリック。行ってらっしゃい。
↓↓↓
http://www.cyberseekers.com/


そして、コチラも地獄へのワン・クリック。
マジメに読もう!
↓↓↓
マイルスを聴け!Version 7

中山康樹

このアイテムの詳細を見る

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命日記念。私的マイルスの10枚。

ご存知の通り、本日、9月28日はマイルス・デューイ・デイヴィス三世の命日でアリマス。だから、理由はイラナイ。今日のところは、マイルスを聴け!という記事になるのですね。

と、言うコトで行ってみますワ。
私的!よっく聴くマイルスの10枚!

ちなみに、アタクシ、マイルスのアルバムは現在51タイトルしか所有していないので、案外と、主要な作品を聴いていなかったりしマスが悪しからず。
なお、当記事に於ける表示順は単に年代順っス。



『Relaxin'』(1956)

マイルスの音楽は厳しさだけではナイ。
タイトル通り実にリラックスした雰囲気。
ミュート・トランペットでこんなにも暖かみのある音楽が出来るとはサスガ。
聴く人を圧倒する音楽ではないが、実にイーネッ!


『Seven Steps To Heaven』(1963)

ワンホーンで聴かせるスローナンバーのなんと渋い事か。
そしてカルテット演奏のシャープさ。
世間一般に流布している「カッコいいマイルス」のイメージ通りのアルバム。
見過ごされがちなアルバムな気もしますが、ワタクシ、激薦!
(私も最近まで見過ごしてました、と言うか、ようやく最近購入して聴いたみたら、サイコーじゃないッスかコレ・・・。やはり、マイルスは全部聴かないと勿体ないというコトを思い知らされた次第でアリマス。)


『Sorcerer』(1967)

集中力がない時でも、この音楽には集中させられてしまう。
超濃密なスッゲぇアルバム。
演奏内容は一般的なジャズから相当にハミ出してますが、当時隆盛を極めていたフリージャズとは全く違い、異形でありながら実に美しくて激しい。エレクトリック以前の60年代マイルスを一枚選ぶなら私的にはコレ。


『Nefertiti』(1967)

コレも凄作。『Sorcerer』とは双子関係にあるアルバム。
だから、言いたい事は『Sorcerer』と一緒。
必ず聴くべきアルバム。


『1969 Miles』(1969)

エレクトリック、と言っても鍵盤がエレピである事と、一部の曲でベースがエレベなだけ。
重要なのは、エレキか、アコースティックか、ではなく、リズムの変化と、モードの拡大解釈。
つまり、タイトで激しいポリリズムと、何でもアリに近いソロ。
そしてナニヨリ、バンド全体での猛進するグルーヴ感。
慣れなきゃ、メチャクチャに近い音に聴こえる筈なのに、何でこんな惹き付けられるんでしょっか?
そしてマイルスのラッパのソリッドさにも圧倒されマス。


『Bitches Brew』(1969)

最初は全然理解不能でしたが、今となっては、こんなにカタルシスに溢れた音楽もナイと思います。全マイルスで一枚、と言ったらやはりコレなのかもしれません。
(アタシャ、まだ全マイルスは聴いてないので、なんとも言えませんが、現状ではコレが一番好きなアルバムです)
とにかく圧倒的な凄作。
呪術的な音空間に圧倒されマス。


『Live At The Fillmore East』(1970)

圧倒的ライヴその1。
1969年のライヴに残っていた4ビート曲は姿を消して、完全なエレクトリック・マイルスの世界。
70年のライヴは本当に凄い。
またしても呼吸を忘れて聴き入るしかない。


『Miles Davis At Fillmore』(1970)

圧倒的ライヴその2。
究極的に攻撃的な音楽。
コレに血が騒がないヒトは、病院へ行こう。


『Live-Evil』(1970)

圧倒的ライヴその3。
毒ガス度アップ。
もぉ、死にそうに凄い。


『On The Corner』(1972)

マイルス流ファンクの頂点。
その後の邪悪毒ガス音楽とはかなり異なる色合い。
ですが、当然、異形の音空間。
COOOOOL!!!


所謂、主要なチョー名盤と個人的な嗜好は異なるもんでありまして、『'Round About Midnight』(1956)も、『Kind Of Blue』(1959)も、アタクシ的な選択には今回は入りませんでした。

ちなみに、主要なトコロでまだ聴いていないのは、50年代までの幾つかとか、80年代の幾つかとか。要するに『Dig』(1951)とか『The Man With The Horn』(1981)とか。

しっかしマイルスは効く。

マイルスを聴けは聴いてから読め!


中山康樹氏の『マイルスを聴け!』のVersion.7が9月28日(マイルスの命日)に発売されるそうです。(画像はVersion.6)
今回は、Version.6から92枚増えて、473枚のアルバムが載っているらしい・・・。

念の為に申し上げておきますが、マイルス本として非常に有名なこの本ですが、これからマイルス・デイビス道に入門しようとしている方には不向きな本です。
理由は、マイルスの歴史も、音楽の解説もなく、ひたすらディスク・ガイドだけの本であるという事。そんで、量があまりにも膨大であるという事。
大体マイルスのアルバムは正規盤だと、ボックスもの含めてもおよそ100タイトルあると思うんですが、まぁ、それだけでも結構なモンなのに、この本はソレ以外にも恐るべき量のブートを取りあげています。ってか、そっちが目玉。
そういう本なのよ、コレ。
そんで、録音順にひたすら並んでいるだけなので(Version.6はそうでした。Version.7で変わってる可能性も、ちょっとだけあるけど、多分変わらん気がする)、ある程度の知識がないと、それが正規盤なのかブートなのかの区別もつかない。(レーベル名、見れば判断付くけど、入門前の方にソレは厳しいデショ。)

と、そういうコトなので、マイルス道中級者以上は即読みでイイと思いますけど、入門前の方、または入門後間もないという方は、購入だけして、まずはフツーのジャズ名盤ガイドとか、フツーのマイルス本を読んでからの方がエエと思います。

(今日はエラソーにも上から物を言ってみました。ドーダ!)

原田知世サンはいつまで歌がヘタだったのか?


今や日本を代表する、実力派にして技巧派ボーカリストである原田知世サンは、ムカ~シ、歌が下手、と言われておりました。

では、その、原田知世さん。
本当に歌がヘタだったのでしょうか。
また、もし、そうであったなら、いつ、音痴を克服したのでしょうか。
というコトを、アイドル時代のベスト盤で検証してみようってのが、今回の企画でゴザイまス。
と言うコトなので、まず、皆さん、自腹でコレを用意しましょう。

原田知世
『2000 Best』

ハイ。
1982年から1988年までの知世さんのベストですね。
複数のレコード会社を超えた企画として、多数のアーティストのベスト盤が出た2000年の企画の一つです。

では行きます。

「時をかける少女」
「ダンデライオン」
「守ってあげたい」
このベスト盤に於いて最も歌唱力不足を露呈しているのがこれらの、1983~1984年のトラックですね。声に張りはナイし、全般的に声量不足。高音はフラットするし、アチコチでフラつく。が、意外にも全体的な音程はそれほど悪くないデスね。
だから、音感がナイというレベルの「音痴」ではなく、「上手くナイね~」というハナシだと思います。
一方、リズムの面では、ゆったりしたテンポでは、リズムが前に行き過ぎると言う、素人の多くが陥る(ワタシも陥る)欠点があります。どう聴いても、休符を待ちきれてません。特に「ダンデライオン」。ゆったりしたテンポの方が誤摩化しが利かないというのは、こういう曲を聴くと良く分かります。

が、ソコのアナタ。
ヒトの事は笑えませんゼ。
自覚がないアナタも、録音して自分で聴けば案外そうなってるモンです。
一度お試し下さい。

「天国にいちばん近い島」1985年。
音程的の面では、ほぼ完成。フラットする部分も、良く聴かなきゃあんまりない。良く聴けばソコソコありマスが・・・。
ただし、ですね。とても丁寧に歌っているのが分かります。
だからして、リズムのズレは既にほぼ無い。
そして、声の響きを使い分ける歌唱法の萌芽がありますね。

そして、唐突に来た。「早春物語」1985年。
未だ安定する前の時期ではありマスが、実に完成度の高い技巧的な歌唱。
「張る」事ではなく「抜く」ことで生む緊張感。
この歌唱にはマジで驚く。
今日の技巧派としての「芽」ではなく、既に「実」があります。
声量を必要としない楽曲であるコトが「吉」と出た面もあるでしょうが、この歌唱は、簡単に出来るモンではナイです。素晴らしい技術だと思います。必聴です。

「どうしてますか」1986年。
「早春物語」のような技巧は駆使せず素直な歌唱。
既に、コノ時期になると、どう聴いても音痴でもヘタでもない。
が、欠点を言うなら、声のノビが足りない。
コレは肺活量不足とか筋力不足によるものでしょう。
よく聴くと、その部分で苦労しているのが聴いてとれる。
特にサビの部分を注意して聴くと、声を張ろうとしているのに気が付く。
澄んだ声でも消え入らない、強さと透明感の両立を目指していたンだと思いますが、成功には至ってません。
ただし、どう聴いても「ヘタ」では全くない。

そして、同じ年の「雨のプラネタリウム」。
あっと言う間に弱点を克服して強さをゲット。
なんだコノ上達ぶりは?

翌、1987年、「彼と彼女のソネット」。
完璧な歌唱。コレ聴いて、「上手い」と思わないヒトはまず居ないでしょう。
でも、このレベルでも、技巧的には90年代半ば以降のレベルには、まだまだ達してナイんですよね。(90年代半ばからの知世さんは、ホントにトンでもなくスッゲェってコトですね。)

で、このベスト盤は、最後の三曲は、「時をかける少女」より以前の、最初期のものが入ってます。そんで、不思議な事に、1982年の二曲は、83年頃よりは上手い。(上手くはナイけど)
つまり、ナンダ?
一番売れた、というか目立って世に出て来た1983~1984年が、歌唱力の底だったのぉ?

と言うコトで検証してみましたが、「ヘタ」だったのは、デビューの82年から、ぜいぜい84年までで、「歌が下手」と言われていたのは、まだ歌唱力が完成する前、「子供の延長」でしかなかった時期だと言ってイイんじゃないの?

だいたい、「原田知世は音痴」とエラソーに言ってた輩が、14歳とか15歳で、どんだけスゲェ歌唱力を持ってたのかと言うコトなのでありますが、別にワタシがムキになるハナシでもありませんので、「う~ン、長文になったなぁ」とか思いつつ、今日はこのヘンで終わるのでアリますね。

ぢゃ、どもども。

ビンゴボンゴの三枚目を勧めてみる。


ビンゴボンゴ(Bingo Bongo)
『Fever』(1995)

演奏の質の高さを前提として、アホらしい事が出来るバンドです。当然、ビンゴボンゴは好きでした。
所属レコード会社が同じと言う事もあって、モダチョキとは比較されたようで、「西のモダチョキ、東のビンゴボンゴ」と言われたとか。アタクシ的にはテレ東で放送していた「タモリの音楽は世界だ!」に、ゲスト出演した、この阿呆みたいにハイテンションなバンドにアゼンとして、速攻でビールをこぼし、翌日くらいにファースト・アルバムはゲットした(ような気がする)。

バンドの演奏レベルは、間違いない事が聴けば分かります。そんでユースケ・サンタマリアを在籍させたところがアホっぽい。あと、ロス・マリーモスというステキ過ぎる名前のバンド内コーラスチームがあったり、他にもバンド・メンバーの名前とか、ステキな阿呆がテンコ盛り。(例:「キジョミさん」。「さん」まで含めて名前。「YURAサマ」の先駆か?)

あ、さて。
ビンゴボンゴは4枚のアルバムを出しているんですね。
ワタシはそのうちの3枚しか聴いたコトがないので、エラソーな事は言えんのですが、今回取りあげた3rdアルバムの『Fever』は、曲が粒揃いではなくって、あんまり出来がイイ方ではナイと思う。でも、オモシロイから聴いた方がイイです。(なんじゃ、ソリャ。)
つまり、サウンド的にはナカナカ来てて、楽しめるというコト。

例えば、サンタナを実に良く分析して再現したり。(つまりパロディ)
「悪いのは誰」の曲のイントロはスバラシい聴き物。あんまりにもサンタナなんでワタシは爆笑した。で、爆笑したのに、実はカッコいい。エラい話です。
「のるかそるか」もかなりのサンタナ度数。でも、曲自体は全然サンタナの印象がなく、サウンドだけサンタナってトコが偉い。

他にも、けだるい感じでオシャレっぽく迫る「BOOGALOO気分で」とか、一般的な「ラテン」のイメージを「ィヤッホー」とばかりにユウスケがブチかます「SFKISS」とか。なかなか楽しい。

脱力路線としては、最後に入っている歌謡ルンバ「ビアガーデン」。
ゆる~い風が、実にビアガーデンです。(狙い過ぎな感もするけど)
それから、ラテン歌謡ロックの「マリーモスの『涙のONE MORE CHANCE』」も激しく脱力できるなかなかの聴き物。ロス・マリーモスの二人の歌が実にピンクレディな味わいに満ちていて最高。

一曲だけ選べと言ったら、チャチャチャの「ママじゃないのよ」あたりがイイかも。ビンゴボンゴなのに、思わず「チャチャチャってイイ音楽だよな~」と思ってしまう。実に気持ちの良い曲。オススメです。

その他、ジョー・キューバとかからの引用があったりして、まぁ、そのスジの方もニヤリとしたり出来るし、案外イイかも。

とは言うものの、ビンゴボンゴは1stの『Wild Pitch』(1994)の方がエエんじゃないかい?
(ココまで書いておいて『Fever』のオススメ記事では無かったのか?)

インドのベルボトム・アクション・サウンドを聴く。



V.A.
『The Bombay Connection』

サブタイトルが「Funk From Bollywood Action Thrillers 1977-1984」となってます。"Bollywood"とは、簡単に言うとインドの映画や映画産業を指す言葉。インド映画の多くがボンベイ(ムンバイ)で作られる事と、ハリウッドを掛けて作られた言葉だそうで、インド娯楽音楽に走り始めると、第一コーナーで出くわす言葉のようです。
んで、1977年から84年のBollywoodのアクション・スリラーから、ファンキー度の高い傑作曲をコンパイルしたのがこのアルバム、なんでしょうね、きっと。
まぁ、そういうコトでしょう。

コンピ・タイトルは「French Connection」を意識しているんでしょうが、あの映画の音楽は重厚でしたから、ピッタリなタイトルでは無いです。音楽的には、「黒いジャガー」(「Shaft」)とか「スーパーフライ」とか、そっち系統の音楽のインド版です。あと、「燃えよドラゴン」とかも近い空気です。

サウンド自体は、ギターのカッティングや、コンガやボンゴ、そしてオルガンなんかを活かした黒いファンキー・チューンが中心。ホーンの強烈な咆哮もアリマス。インド楽器はほとんどフィーチュアされていないので、フツーに聴かせれば、インド物とは気がつかないような曲も多いです。もちろん誰が聴いても「インドでしょ、コレ?」な部分も多数あります。

感想はですね。
「要するにワタシが聴きたかったのはコレだ!」です。
マジでカッコいい部分が65%。
インド映画音楽ならではのブッ飛び加減にクラクラする部分が35%。
つまり、「おぉ、超クール!!!」と二回言ったら、「インドだ~、ほえほえ~」と一回言う計算です。
ワタシのような初心者には最適なインド濃度かもしれません。

そして、このCD、内容的にも言う事ナシなんですが、ワタシのようなインド映画音楽初心者には、詳細な解説のブックレットも嬉しい。
なんとオールカラーで32頁。
作曲者の紹介に、各映画と曲の解説。映画のシーンやポスターの写真も満載。
歌詞まで載ってます。
スバ~ラシー!

これが、ブックレットの表紙。
英語なんで、少し頑張らんと読めんが貴重な情報デス。

しかし、スゲェ画像ですね。
全身、赤づくめの捕われた印度男と、銃を構える印度美女。
一体、どういうシーンなんだ?
思わず、"赤づくめ"なんて、有り得ないコトバを使ってしまったが、そんな言葉を使わざるを得ない程の衝撃が走る。
だが、しかし、振り返って見れば我が国の娯楽映像文化にも、このような衝撃は事欠かない。
カネゴンとか、サナギマンとか、印度人に見せたら、きっと彼らもビビるであろう。

ついでに裏ジャケ。

ダイバーに軍人に拳銃を持った恰幅のよいオッサン二人。
トドメ刺されまくり。コレで、このCDに間違いは無いとワタシは確信した。

ついでに言うと、このCDはドイツのレコード会社が出したもの。
独逸の会社が出した「米国の影響を受けた印度音楽」CDを日本人が聴くという訳です。
嗚呼、インタァ~ナ~ショナ~ル。

ぢゃ。

レイ・バレットのサルサの極北・その二。


レイ・バレット(Ray Barretto)
『Rhythm Of Life』(1982)

今年に入ってからの、ファニア・レーベルの怒濤のリイシューのお陰で、最近ようやく入手したんですけどね、このアルバムは、ハッキリ言って相当スゴイ。
「ラティーナ」誌でのレイ・バレット追悼記事に併載されていたディスク・ガイドでは、ウィリー・ナガサキ師は、このアルバムをレイ・バレットの頂点の一つとされていたんですが、これは納得ですね。

内容は、シャープでキレキレでビシビシのハード・サルサ。
そんで、ハードでありながら、原理主義的ではなくって究極的に洗練されているという超絶がココにはあります。
辿り着いたサルサの極北"その二"でありますね。

79年の傑作"その一"である『Rican/Struction』と並ぶ究極のサルサ名盤と断言してしまいましょう。

カッコえぇ~で!!!

全てを受け入れたけど、何も諦めちゃいない。


ローラ・ニーロ(Laura Nyro)
『Walk The Dog & Light The Light』(1993)

全てを受け入れたけど何も諦めちゃいない。
そう言った風情の作品。
ローラ・ニーロって、最後まで凛として立っていた、スゲェ人だと思います。

生前最後のスタジオ作品。

サウンドは安定してスムース。
バーナード・パーディーが居たり、ブレッカー兄弟が居たり、共同プロデューサーがゲイリー・カッツだったりして、洗練されたサウンドってのが期待できそうな、そんなクレジットだったりしますが、実に正しく洗練されています。
即ち、全てはローラ・ニーロの「歌」の為。
世界最高の熟練のプレイが、自己を主張する事無く「歌」を活かす。
最高のサウンドです。

ローラ本人も、シンプルな言葉に宿らせる力がスッゲぇ。
生理に訴えず、直接感情を揺るがす声。
「Love」とか、「Peace」とか、「Freedom」とか、そんな既に腐りかけたコトバに、こんな力を与えられるとは。
最後の最後までスゲぇヒトです。

コレ聴いて、アナタも鳥肌立てよう。

9月なのでCKBの二枚組ベスト。


クレイジーケンバンド(Crazy Ken Band)
『Crazy Ken Band Best / Oldies But Goodies』(2004)

バンドのグルーヴは素晴らしいし、ホントにセンスいいですよね。このヒトら。
「発光!深夜族」とか「インターナショナル・プレイガール」とか「空っぽの街角」なんて、超カッコいいデス。

そして、剣サンは、歌、ホントに上手いと思う。
このベスト盤のタイトルチューンでもある「Oldies But Goodies」なんて、シミジミと効きますゼ。スモーキー・テツニ氏の“挫けるな~”も効くけど。

二枚組のベスト盤。
二年半前くらいに出てて、即買いしてた気がする。
曲目、曲数、実に充実。

これぁ、クレイジーケンバンドのベスト盤なのですが、現在進行形ジャパニーズ・ポップ・ミュージック全体の中での(いや、東洋全体と言うべきですね)、奇跡的・音楽的・変態的・猟奇的・良心的な音楽のベストみたいなモンですね。

名曲多数。
ストレンジ曲多数。
踊り笑い鳥肌立てろ。
と言うコトで夜露死苦。

オレ、思う。
今、売れているヒトで、「大手レコード会社臭」を全然させないバンドとかヒトって稀。そういう意味ではCKBはそんな稀な人達の圧倒的に先頭。音楽創造者としてモノ凄く良心的なんだと思います。
見た目のアクの強さとは違って、繊細な音、多数ですしね。
(見た目通りのアクの強いサウンドも当然多数。)

そんな訳なので、「イーネッ!」のお兄さんが気になっているという、アナタ。
騙されて、買っちまいましょう、CKB。

それにしても「せぷてんばぁ」。
今の今の今、聴いてもチョ-名曲ね!

(コノ流れだと次回はEW&Fのベスト盤デスね。)


↓「せぷてんばぁ」
クレイジーケンバンド - せぷてんばぁ - EP


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9月なので竹内まりやの初期ベスト。


竹内まりや
『Re-Collection』

これは、1986年に出た、竹内まりやのRCA時代、つまりアイドル的に売られていた1978年から1981年のベスト盤。ワタシ的には、最初に買った五枚のCDの内の一枚だと記憶しておりマ。

この、竹内まりやサンの初期は、ワタシ的には音楽を聴き始めた頃なので、案外と当時のチャートの様相は覚えているんですが(井上望サンとか、トランザムとか、水越けいこサンとか)、まりやサンってば、昭和50年代半ばのトップチャートの圏内では、ちと他とは次元が違ってポップで洒落てガイコクっぽい存在だったと思います。この頃だと、そんな洒落てて売れてたのは、あとは、サーカスくらいなモンだったと思いマス。「Mr.サマータイム」とか。
え、アン・ルイス?
あ、なんか、コワイ存在でしたよ、小学生には。

で、小学生だったワタシは、「不思議なピーチバイ」「ドリーム・オブ・ユー」「セプテンバー」なんかが大好きでして、AMラジオからラジカセでセッセと録音しておったモンです。ホント、好きでした。
特に、「不思議なピーチバイ」。何度でも聴きたかったモンでした。
アレはですね、小学生には意味不明にエロだったんだと思いますよ。イイ意味でね。(ホント、イイ意味でなのね。お願いですから、分かってケロ。)

そんで、そうこうしているウチに、まりやサン、居なくなりまして、そしたら、アイドルさん達に曲を提供してたりとかってなってて、そんで、ワタシの中学生の終わり頃に、『Variety』(1984)なんてヒットアルバム出したりしてサ、音楽誌とかFM誌でも結構取りあげれてて、とか思ってたら、アタクシの高校時代には通学路の途中の亀田支所の交差点のトヨペットのトコで、いっつも朝、「セプテンバー」かかってんの。だから、朝の信号待ちは「セプテンバー」なのよ、プラザ合意以降。(ナンの、コッチャ。)
と、まぁ、そんな朝の洗脳教育がアリマシテ、「あぁ、小学生の頃、好きだった」とか思って、高校三年の終わり頃、CDプレイヤーがまだウチに無かったのにこのCD買ったワケよ。
(スルってぇと、CDプレイヤー無いのに、CD五枚持ってたのケ?と、いう疑問がナリタチますが、そういうコトです。他は、爆風スランプと、バーズと、スライと、あと・・・、多分シカゴ。)

あ、音楽的でナイ話が長いですね。
コリャイカンな。

さて、コノCDに収録されている曲は、最低でも25年以上経つ曲ばっかりな訳ですが、今、聴いても実にエエです。
ホント、エエでぇ~。
んで、ポップスってぇのは「分かりやすさ」が大事な肝だから、演奏も作曲もアレンジも、ギリギリの「スッゲェ」局面では勝負できねーし、ハッキリ言って古びやすいし、飽きやすいという宿命を背負ったジャンルだと思うんですが、ココに収録された曲の多くは、今の耳で聴いてもキラキラしてまっせ。

あぁ、最近は、当ブログも実用性を考慮スル事にしたので、データも載せましょう。

曲目!
・不思議なピーチバイ
・September
・リンダ
・Special Delivery
・ドリーム・オブ・ユー
・すてきなヒットソング
・戻っておいで・私の時間
・遠く離れて(When You're So For Away)
・突然の贈りもの
・Fly Away

などなど。(やっぱ省略してしもた)

そんで、作家、アレンジャー、プレイヤー。
どれを取っても、今から見ると超豪華。行きますゼ。
安井かずみ。加藤和彦。松本隆。林哲司。告井延隆。中野督夫。大貫妙子。清水信之。島村英二。ペッカー。epo。大谷和夫。伊藤広規。青山純。小原礼。村上秀一。佐藤博。吉田美奈子。安部恭弘。高水健司。岡田徹。林立夫。鈴木茂。
Jim Keltner, Mike Porcaro, Lee Ritenour, Russ Kunkel, Leland Sklar。
(コレでも大物をカナリ省略シタ。)

そして、モチロン、山下達郎。

ん~、スゲェ~な~。
と、ハッタリかましましたが、そんなコトはすっかり脇にウッチャッて置いても全然OKな、とっても良質なポップスばかりです。当然ながら、御本人の作曲センスも、少しだけハスキーがかった声も、とっても魅力的。

ん~、気分は晴れた幸福な日曜の午後だぜ。

(しかし、月曜にはワタシは「日ィは~、まァた昇るゥ~」などと、ランドセルを背負いつつ谷村新司を歌っているのであった。1980年頃のニッポンの北国の中流には、洒落たポップスなぞ簡単には根付かなかったノよ。HA!)

それにしても「September」。
今の今の今、聴いてもチョ-名曲ね!

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Author:bugalu
1969年日本製。ベース弾き兼自転車乗り兼勤め人。葉っパや注射を使わずに宇宙へ行く為に「快楽音楽」を求めチャリでサスラう。

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